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活版工組合(かっぱんこうくみあい)

1899年(明治32)11月3日に結成された印刷工の労働組合。前年東京で組織された活版工同志懇話会が改組されたもの。島田三郎が会長,加藤弘之・桑田熊蔵・金井延(のぶる)らが名誉会員になった。穏健な組合で,横浜・京都・名古屋・大阪・奈良に支部が設立され,2000人余の会員を擁したが,1900年に入り急速に衰退し,活動を停止した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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