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月行事(がちぎょうじ)

「つきぎょうじ」とも。1カ月交代で執務する当番の役職。中世~近世を通して,寺院・町・村・仲間などのさまざまな組織で幅広くみられる。一般にある組織で月行事が設置される前提として,組織構成員間の水平性とそれにもとづく組織運営原理の存在が指摘される。月行事と同様の役職として,1年交代の年行事,5日または10日交代の日行事があった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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