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片山哲(かたやまてつ)

生没 1887.7.28~1978.5.30 大正・昭和期の社会運動家・政治家。和歌山県出身。東大卒。弁護士活動とともに政治活動も始め,1926年(昭和元)社会民衆党を結成した。30年の衆議院選挙で当選,32年社会大衆党の中央執行委員・労働委員長となる。40年斎藤隆夫の反軍演説懲罰の際に欠席して除名処分とされ,党は分裂した。第2次大戦後の45年には日本社会党結成に参加。47年の総選挙で同党は第1党となり,片山は民主・国民協同との3党連立内閣を組織したが9カ月余で退陣。その後の党分裂で右派社会党,のち民主社会党の最高顧問となった。63年政界を引退,65年民主社会党を離党。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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