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水主役(かこやく)

加子役とも。浦に賦課された夫役(ぶやく)の一種。本来は領主の軍事的必要に応じて徴発された海上の陣夫役で,戦国期から近世初めにかけて顕著にみられた。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に全国的規模で徴発された。その後,軍事のみでなく領主の御用・廻米などにも動員されたが,廻船業の発達にともない,多くは代金納化された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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