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海上保安庁(かいじょうほあんちょう)

航行の安全と海上の治安を担当する運輸省の外局。1948年(昭和23)5月1日設置。第2次大戦後の日本の近海は機雷や標識破壊のため航行の安全が失われ,海軍の消滅で治安も悪化していたことから,海上保安の一元的な管理機関として発足。50年7月の警察力増強に関するマッカーサー書簡により海上保安庁も増強。52年4月には海上警備隊が設置されたが,8月新設の保安庁へ移管された。沿岸警備,海難救助,海上交通の安全,灯台・水路の保安などを任務とした。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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