甕棺墓(かめかんぼ)
甕を棺に用いた墓。縄文・弥生時代にみられるが,一般的には九州北部の弥生時代に発達した大型の甕を使用した墓制...
課役(かやく)
「かえき」とも。律令制で税制の中心をなす法制用語。課は元来は人頭物納税の総称であるが日本では調(ちょう)を...
唐物(からもの)
中国などから舶載された物品の総称。本来は中国唐朝の物品というほどの意味だったが,唐の滅亡後も中国を唐とよん...
河合栄治郎(かわいえ...
生没 1891.2.13~1944.2.15 大正・昭和前期の経済学者・自由主義思想家。東京都出身。東大卒...
河内国(かわちのくに...
畿内の国。現在の大阪府北東部から南東部。「延喜式」の等級は大国。「和名抄」では錦部(にしごり)・石川・古市...
観阿弥(かんあみ)
生没 1333~84.5.19 南北朝期の能役者・能作者。初代観世大夫でシテ方観世流の祖。実名清次(きよつ...
元慶の乱(がんぎょう...
平安前期に出羽国でおきた戦乱。878年(元慶2)3月,出羽国の俘囚(ふしゅう)が蜂起して秋田城(現,秋田市...
干支(かんし)
「えと」とも。十干と十二支のこと,またそれを組み合わせた六十干支の略。六十干支は,十干の最初の甲(きのえ)...
灌頂歴名(かんじょう...
「灌頂記」とも。812年(弘仁3)と翌年,高雄山寺(現,京都市の神護寺)で空海が,求法の人々に真言の灌頂を...
関税自主権(かんぜい...
国家が独自に自国の関税を定める権利。1858年(安政5)の安政五カ国条約で日本の関税は協定関税とされ,相手...