日本史 -か-

外国奉行(がいこくぶぎょう)

幕末期の幕府の職名。1858年(安政5)7月海防掛を廃し，はじめて外交を扱う役職として設置。田安家家老水野...

解体新書(かいたいしんしょ)

日本初の西洋解剖書の本格的訳書。杉田玄白(げんぱく)訳，中川淳庵(じゅんあん)校，石川玄常参，桂川甫周(ほ...

海南学派(かいなんがくは)

南学派とも。戦国末～江戸前期に土佐に興った儒学の一派。派祖の南村梅軒(ばいけん)は，儒・禅一致の立場から朱...

戒名(かいみょう)

法号とも。仏教で出家者に対して戒律を授け，一生これを犯さないことを宣誓させて名を与える受戒の証としての名。...

火炎土器(かえんどき)

縄文中期中葉に新潟県の信濃川・阿賀野川流域に成立した土器様式。鶏頭冠(けいとうかん)または王冠型の大型把手...

蠣崎氏(かきざきし)

中世，北海道渡島(おしま)半島南端に勢力をもった領主。のちの松前氏。上之国(かみのくに)花沢館主蠣崎季繁(...

学生社会科学連合会(がくせいしゃかいかがくれんごうかい)

大正期後半から昭和初期にかけての大学・高校・高専学校学生の全国的研究・運動団体。1922年(大正11)に新...

欠銭(かけぜに)

「かけせん」とも。中世の悪銭の一種。中国銭などが欠け損じたもので，欠損の程度によって通用価値が異なる。 (...

過去帳(かこちょう)

霊簿(りょうぼ)・鬼籍簿(きせきぼ)とも。死者の戒名や死亡年月日などを記した帳簿。死者の供養をするため作ら...

橿原宮(かしはらのみや)

⇒畝傍橿原宮(うねびのかしはらのみや) (山川 日本史小辞典（改訂新版）, 2016年, 山川出版社)