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化仏(けぶつ)

変化(へんげ)仏・応化(おうけ)仏とも。仏が衆生(しゅじょう)救済のため機根(きこん)に応じて姿を変えて現れた状態。仏の三身(法身(ほっしん)・報身(ほうじん)・応身(おうじん))のうちの応身にあたる。造像では,菩薩などの頭部・宝冠などに本地仏の標識としておかれる小仏像などをさす。観音の頭部の阿弥陀仏,千手観音の主要な手にもつ如来像などである。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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