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瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)

生没 1268.10.8~1325.8.15 鎌倉後期の曹洞宗の僧。能登国総持寺開祖。13歳で永平寺の懐奘(えじょう)に従い出家。懐奘死後,加賀国大乗寺の徹通義介(てっつうぎかい)について修行。その間,東福寺の慧暁,紀伊国興国寺の覚心らから臨済禅を学んだ。大乗寺,加賀国浄住寺,能登国永光寺などをへて1321年(元亨元)総持寺を開いた。門下に峨山韶碩(がさんじょうせき)・明峰素哲(めいほうそてつ)がでて,瑩山派として教団の全国的広がりの基礎を築いた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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