金属材料研究所(きんぞくざいりょうけんきゅうしょ)
東北大学の付属研究機関。良質の鉄鋼の自給と生産技術研究の要請に応じ,1916年(大正5)臨時理化学研究所第2部が設置され,本多光太郎が所長となる。同年本多・高木弘により強力磁石鋼のKS鋼が発明された。19年東北帝国大学付属研究所となり,鉄鋼研究所と改名。22年現名称となる。その後,材料科学の進歩,新素材産業の発展に対応して,87年東北大学附置の全国共同利用型研究所として再発足した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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