金玉均(Kim Ok-kyun)(きんぎょくきん)
生没 1851.1.23~94.3.28 李氏朝鮮末期の政治家。実学に影響され朴泳孝(ぼくえいこう)らとともに開化派として,朝鮮の清国からの独立と閔(びん)氏政権の打倒をめざした。1884年(明治17)甲申(こうしん)事変をおこしたが失敗し,日本に亡命。閔氏政権は彼の引渡しを日本に要請,またその暗殺を企てたため,日本政府は小笠原島や北海道に移送した。その後金は朝鮮中立化などを構想したが,刺客に誘い出され上海で暗殺された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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