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霧島神宮(きりしまじんぐう)

鹿児島県霧島市霧島田口に鎮座。旧官幣大社。祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵(あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎ)尊・木花開耶姫(このはなさくやひめ)命・彦火火出見(ひこほほでみ)尊ほか4神。古く僧慶胤が背門丘に社殿を造営したとされ,天暦年間(947~957)には性空が瀬戸尾越に社殿と別当寺を造営したと伝える。噴火による焼失後,1484年(文明16)島津忠昌が現在地に社殿と別当寺を再興した。837年(承和4)に官社に列した式内社霧島神社にあたるか。例祭は9月19日。特殊神事に散籾祭・お田植祭・天孫降臨御神火祭がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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