満州国で国民統合を目的に組織された政治団体。満州国建国後,在満日本人団体の満州青年連盟は満州協和党の組織化を構想した。関東軍首脳はその政党的性格を許さず,人民の組織化・動員の官製団体としての満州国協和会に変更し,1932年(昭和7)7月に発足。民意表出機関の役割が期待されたが,実際には政府の宣伝機関の域をでなかった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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