1919年(大正8)12月22日,政府・財界の協力で設立された社会政策推進の民間機関。会長徳川家達(いえさと)。社会政策の調査研究,社会政策に関する政府の諮問に応じ,意見の提出を行うなど,協調的労資関係の普及に努めた。日中戦争が始まると産業報国運動を提唱し,38年(昭和13)7月産業報国連盟を結成。40年政府により大日本産業報国会が設立されると,一部は合流した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう