1945年(昭和20)10月のGHQ指令によって,教職の不適格者として認定された教育関係者を職務から排除・追放する措置。翌年政府は教育民主化のため,軍国主義者および極端な国家主義者を追放した。審査対象120万人,追放者総数約11万人。50年には占領政策の転換にともないGHQの指令で共産主義的とみなされた教職員約1700人も追放(レッドパージ)された。後者を含む場合には広義の意味となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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