「わきじ」とも。脇士・挟侍とも。中尊の左右や周囲に侍するものをいう。中尊が阿弥陀如来の場合は左に観音菩薩,右に勢至(せいし)菩薩を配することが経典に定められている。造形的には,両像が腰をかがめ,あるいは膝をつき,上体を軽く前に傾けることによって,来迎(らいごう)のさまを効果的に表すことができる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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