戦国末~江戸初期に京都を中心に活動した朱子学者藤原惺窩(せいか)を学祖とする学派の名称。狭義には,惺窩とその門弟子で,京都を中心に活動した松永尺五(せきご)―木下順庵の系譜の人々をいう。同じ朱子学派である土佐に興った海南学派や,その系譜に連なる崎門(きもん)学派,幕府の儒官となった林家(りんけ)朱子学などに対比して使われる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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