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教王護国寺 両界曼荼羅(きょうおうごこくじりょうかいまんだら)

日本最古の彩色両界曼荼羅。伝真言院曼荼羅の名で知られるが,東寺西院に伝来したとみられる。諸尊は西域風の強い隈取(くまどり)によって異国的に表現され,中国晩唐期の様式を模写する。円珍が唐から請来した曼荼羅とのかかわりが説かれる。金剛界は縦187.1cm,横164.3cm。胎蔵界は縦185.1cm,横164.3cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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