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小松帯刀(こまつたてわき)

生没 1835.10.14~70.7.20 幕末・維新期の政治家。薩摩国喜入(きいれ)の領主肝付(きもつき)兼善の子。同国吉利(よしとし)領主小松清猷の養子。島津久光の側近として藩政に進出し,大久保利通ら下級武士を登用して藩政改革を推進。1862年(文久2)久光の東上を補佐し家老となる。元治年間以降は鹿児島藩を代表して国事に奔走し,岩倉具視(ともみ)らと図り藩を討幕に導いた。68年(明治元)参与兼外国事務掛,兼総裁局顧問,また玄蕃頭となり外国官副知事を兼ねた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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