小林秀雄(こばやしひでお)
1902.4.11~83.3.1 昭和期の評論家。東京都出身。東大卒。1929年(昭和4)「様々なる意匠」で「改造」の懸賞論文の2席となり,続く評論活動で近代批評の確立者として認められた。33年「文学界」創刊に参加。第2次大戦前の「ドストエフスキイの生活」,戦中に書かれた「無常といふ事」「モオツアルト」,戦後の「近代絵画」「考へるヒント」「本居宣長」など,たんなる文芸批評にとどまらない幅の広い活動で大きな足跡を残した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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