1945年(昭和20)2月太平洋戦争の戦局悪化に際し,近衛文麿が上奏のため記した文書。近衛は一連の重臣・首相経験者による上奏の機会を利用して,戦争続行が日本の共産化を招くこと,また「国体護持」のために早期戦争終結を強く進言し,陸海軍の首脳部を批判した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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