後二条天皇(ごにじょうてんのう)
生没 1285.2.2~1308.8.25 在位1301.1.21~08.8.25 後宇多天皇の第1皇子。名は邦治(くにはる)。母は堀川具守の女西華門院基子。後醍醐天皇の異母兄。1298年(永仁6)持明院統の後伏見天皇の皇太子となり,1301年(正安3)即位。父後宇多上皇が院政をとった。皇太子には持明院統の皇子(花園天皇)が立った。皇子邦良(くによし)親王は後宇多上皇によって大覚寺統の正嫡として後醍醐天皇の皇太子に立てられたが,皇位につかずに没した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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