托鉢(たくはつ)・行乞(ぎょうこつ)・分衛(ぶんえ)とも。少欲知足を旨とする出家者集団がみずからの生命・身体のたすけとするために,一定の規律・行儀にしたがって在家から食物を乞うこと。十二頭陀行(ずだぎょう)のうちの一つ。「僧尼令」などに規定があるが,規律は守られず,ついには物乞いのみする者を乞食(こじき)と称するようになった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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