コタン

アイヌ語で,ふつうムラ・集落などの意とされるが,家が1軒,1人の居住でも,東京や大阪のような大都会でもコタンと称される。多くは河口近くの海岸や川筋に営まれた。伝統的な自然コタンのほか,和人の介入の結果,場所請負人によって会所などに集められた強制コタンもある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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