後朱雀天皇(ごすざくてんのう)
生没 1009.11.25~45.1.18 在位1036.4.17~45.1.16 一条天皇の第3皇子。名は敦良(あつなが)。母は藤原道長の女上東門院彰子。後一条天皇の同母弟。1017年(寛仁元)敦明(あつあきら)親王が皇太子を辞退したあとをうけて皇太弟に立つ。36年(長元9)後一条天皇の死去により28歳で践祚し,長子(後冷泉(ごれいぜい)天皇)を皇太子に立てた。死に臨んで後冷泉に譲位したが,同時に次子(後三条天皇)の立太子をはかり,関白藤原頼通が難色を示したにもかかわらず,これを実現した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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