親兵とも。明治初期の天皇の護衛兵。1868年(明治元)2月に山口藩兵を京都に駐屯させたことに始まる。71年2月22日,山県有朋(やまがたありとも)と西郷隆盛によって,天皇の兵権強化,全国統一促進の力として鹿児島・山口・高知の3藩の藩兵を兵部省の管轄下においた。翌年3月9日に近衛兵と改称し,91年近衛師団となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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