後西天皇(ごさいてんのう)
生没 1637.11.16~85.2.22 在位1654.11.28~63.1.26 後水尾(ごみずのお)天皇の第8皇子。名は良仁(ながひと)。生母は櫛笥隆致(くしげたかむね)の女逢春門院隆子。幼称秀宮。1647年(正保4)高松宮好仁(よしひと)親王の遺跡を継ぎ,桃園宮・花町宮と称する。54年(承応3)兄の後光明天皇の急死により,弟識仁(さとひと)親王(霊元天皇)成長までの中継ぎとして即位。記録類の謄写に努めて京都御所東山御文庫の基を築く。また後水尾法皇から古今伝授をうけ,和歌・連歌にも堪能。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう