1933年(昭和8)日本が国際連盟を脱退した事件。満州事変における日本の中国に対する侵略行為に対し,国際連盟はリットン調査団を派遣して実情を調査。33年2月24日の連盟総会は,リットン調査団報告書の趣旨を盛り込んだ十九人委員会の報告案を,賛成42,反対1,棄権1で採択した。松岡洋右(ようすけ)ら日本代表団は総会から退場,3月27日正式に連盟脱退を通告した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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