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広隆寺(こうりゅうじ)

秦寺・太秦(うずまさ)寺とも。京都市右京区にある古寺。現在は真言宗。蜂岡山と号す。秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子から授けられた仏像を安置するためにたてたと伝える。平安時代初めに火災にあうがまもなく再建,12世紀に再び焼失。中世には聖徳太子信仰の寺として貴賤の参詣者を集めた。桂宮院(けいきゅういん)本堂は国宝。多数の寺宝をもち,飛鳥時代の弥勒菩薩像は国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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