洪武銭とも。中国明代の洪武年間(1368~98)に鋳造された銅銭。室町時代に相当量輸入され,永楽銭とともに通貨として使用された。室町末期には渡来銭の模鋳が各地で行われ,洪武銭の模鋳は大隅国の加治木銭(かじきせん)が有名。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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