1955年(昭和30)頃から始まり74年に終末を迎えた実質経済成長率10%におよぶ高度な経済成長。米欧の技術導入・技術革新による大規模な設備投資と新産業開発を中心におこった,歴史的にもまれな長期にわたる経済成長であった。この結果,日本の伝統的な過剰労働力は解消し,産業構造は高度化して,68年にはアメリカに次ぐ資本主義世界で第2位のGNPという経済大国に躍進した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう