光厳天皇(こうごんてんのう)
生没 1313.7.9~64.7.7 在位1331.9.20~33.5.25 後伏見天皇の第3皇子。名は量仁(かずひと)。母は広義門院寧子(ねいし)。1326年(嘉暦元)後醍醐天皇の皇太子となる。31年(元弘元)元弘の乱により後醍醐天皇が廃され践祚(せんそ)するが,33年鎌倉幕府滅亡により廃位。36年(建武3・延元元)足利尊氏に擁され院政を開始。52年(文和元・正平7)南朝に拉致され出家。帰京後は丹波国山国(やまぐに)荘の常照寺に隠棲,同寺で没した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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