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蔵前入用(くらまえにゅうよう)

御蔵前入用・浅草御蔵前入用とも。江戸時代の付加税で,高掛三役の一つ。江戸浅草におかれていた幕府米蔵の諸入用にあてるため,幕領村々に賦課された。1689年(元禄2)高100石につき,関東では金1分(永250文)とされ,このため「百石一分掛」などとも称する。上方では銀15匁(もんめ)とされた。1872年(明治5)廃止。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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