古代朝鮮の弁韓(べんかん)の一国。慶尚南道金海の付近。「魏志」弁辰伝では弁辰狗邪(べんしんくや)国とある。「魏志倭人伝」では帯方郡から邪馬台(やまたい)国への経路上,朝鮮半島の最後の国で,帯方郡から7000余里,対馬へ渡る直前にみえる。のち発展して金官加羅(きんかんから)国(南加羅あるいは加羅・加耶とも)となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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