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国司信濃(くにししなの)

生没 1842.6.15~64.11.12 幕末期の萩藩家老。名は朝相(ちかすけ),のち親相。通称熊之助,のち信濃。高洲家に生まれ,家老職国司家に養子に入る。1863年(文久3)攘夷決行のため馬関(下関)へ出張,6月馬関総奉行となる。同年8月18日の政変に対する冤罪をはらす嘆願がいれられず,翌64年(元治元)兵を率いて上京。禁門の変に敗れて帰藩。幕府の征長軍の進発にあたり,謝罪のため家老益田右衛門介・福原越後とともに切腹させられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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