久世広周(くぜひろちか)
生没 1819.4.-~64.6.25 幕末期の老中。下総国関宿藩主。父は旗本大草高好。関宿藩主久世広運(ひろたか)の養子。1830年(天保元)遺領相続。37年奏者番,43年寺社奉行兼帯,48年(嘉永元)西丸老中,51年本丸老中。58年(安政5)大老井伊直弼(なおすけ)と対立して老中解任。桜田門外の変後再任され,老中首座。安藤信正とともに政局の収拾を行うが,62年(文久2)安藤が失脚すると老中を辞任した。その直後隠居・永蟄居を命じられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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