昭和10年代に国策として満州に送られた若年農業移民の通称。1938年(昭和13)政府は満州国支配の安定化をねらい,農山村の次・三男を武装移民として送り出す制度を創設。加入資格は満14~19歳の青年だったが,彼らに与えられた土地の多くは現地農民から収奪した土地であり,たびたび民族紛争をひきおこした。第2次大戦終結前後には同義勇軍から多数の戦死者がでた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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