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巻狩(まきがり)

遊興と軍事訓練を兼ね,鹿や猪などが生息する狩場を多人数で四方から取り囲み,囲いを縮めながら獲物を追いつめて射とめる大規模な狩猟。多くの勢子(せこ)や追出犬が動員された。中世の武士の間では,鹿や猪などの獲物を争う狩競(かりくら)と称される競技があったが,巻狩もその一種。源頼朝が行った富士の巻狩が有名。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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