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峰相記(みねあいき)

「ぶしょうき・ほうそうき」とも。1348年(貞和4・正平3)10月,播磨国の峰相山鶏足(けいそく)寺を訪ねた僧侶と寺僧とで交わされた問答集の形式をとる。成立年代は,同年をあまり離れないか。日本の11宗派の教義,播磨国の地誌,元弘以降の世情など,鎌倉末期の畿内の社会情勢を伝える。1511年(永正8)の奥書をもつ兵庫県太子町の斑鳩(いかるが)寺蔵本が最古の写本。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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