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源頼信(みなもとのよりのぶ)

生没 968~1048.9.1 平安中期の武将。河内源氏の祖。満仲の三男。母は藤原致忠(むねただ)(藤原元方とも)の女。従四位上。藤原氏とくに道長に接近し,上野介・上総介などの受領(ずりょう)を歴任。甲斐守在任中に平忠常の乱がおき,平直方らが追討に失敗したあとの追討使となる。頼信の進攻で忠常は戦わずに降伏,この功により美濃守に任じられた。乱の鎮圧で名声が高まり,東国の源氏勢力拡大のきっかけとなった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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