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源信(みなもとのまこと)

生没 810~868.閏12.28 北辺大臣とも。9世紀半ばの公卿。嵯峨天皇皇子。母は広井宿禰氏。814年(弘仁5)源朝臣を賜り臣籍降下。825年(天長2)従四位上。831年参議。大納言・東宮傅・右近衛大将などを歴任し,857年(天安元)左大臣。翌年正二位。貞観の初め頃から伴善男(とものよしお)と対立し,866年(貞観8)応天門放火の犯人と誣告(ぶこく)され,結局善男が真犯人とされたが,以後出仕しなかった。869年正一位追贈。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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