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美豆良(みずら)

美都良・角髪・角子・鬟・髻とも。古代の男性の髪の結い方。髪を頭の中央から左右にわけ,両耳のあたりで輪状に束ね結んだもの。6~7世紀頃までは成年男子の髪形であったが,しだいに成人はこの髪形を結わなくなり,平安時代以降は主として少年の髪形となった。人物埴輪や絵画などにもみえるが,近年,茨城県土浦市の武者塚1号墳から美豆良に結った髪の実物が出土した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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