1. 用語
  2. 日本史 -み-
  3. 三浦梧楼(みうらごろう)

三浦梧楼(みうらごろう)

生没 1846.11.15~1926.1.28 明治・大正期の陸軍軍人・政治家。萩藩士の子。号は観樹。奇兵隊に入り第2次長州戦争で活躍。戊辰(ぼしん)戦争に参加。西南戦争に第3旅団司令長官として出征。1881年(明治14)開拓使官有物払下げ反対を建白。陸軍部内では主流派と対立し,86年休職。学習院院長・貴族院議員をへて,95年朝鮮国駐在特命全権公使となり閔妃(びんひ)殺害に関与し,罷免・投獄されたが,裁判で無罪となる。1910年枢密顧問官に就任,政界の黒幕として24年(大正13)第2次護憲運動のとき,政友・憲政・革新の3党首会談を斡旋した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう