文武天皇(もんむてんのう)
生没 683~707.6.15 在位697.8.1~707.6.15 軽(かる)(珂瑠)皇子・天之真宗豊祖父(あまのまむねのとよおおじ)天皇と称する。草壁皇子の子。母は天智天皇の皇女阿閇(あへ)皇女(元明天皇)。697年(文武元)15歳で皇太子となり,同年藤原宮で即位。701年(大宝元)大宝律令の制定により律令政治の基礎を固めた。707年(慶雲4)重病となり,母に譲位の意思を示して死去した。藤原不比等(ふひと)の女宮子を夫人とし,首(おびと)皇子(聖武天皇)をもうけた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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