文徳天皇(もんとくてんのう)
生没 827.8.-~858.8.27 在位850.3.21~858.8.27 田邑(たむら)帝とも。仁明(にんみょう)天皇の第1皇子。名は道康(みちやす)。母は藤原冬嗣の女順子。842年(承和9)恒貞親王(淳和天皇の子)が皇太子を廃され(承和の変),かわって立太子した。850年(嘉祥3)仁明の死去により践祚。同年誕生の第4皇子(清和天皇)を皇太子に立て,外戚の藤原良房との結びつきを強めた。のちに長子惟喬(これたか)親王の即位を希望したとも伝えられる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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