Edmund Morel(モレル)
生没 1841.11.7~71.11.5 明治初年の御雇外国人。鉄道建築師長。イギリス人。ロンドンのキングス・カレッジで土木工学を学び,ニュージーランド,オーストラリア,セイロン島などで鉄道建設に従事。1870年(明治3)3月に来日,明治政府に工部省の設立や技術教育の早期確立を提言した。植民地での鉄道建設の経験をいかし,3フィート6インチゲージ(狭軌)を採用し,国内産の木材を枕木に使用した。新橋―横浜間の鉄道建設の指揮をとり,明治初年の鉄道建設に大きな足跡を残した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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