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桃山(ももやま)

京都市伏見区にある伏見山(木幡(こはた)山)の異称で,それが付近一帯の地名ともなった。1594年(文禄3)豊臣秀吉がこの山に伏見城を築いたが,1623年(元和9)とり壊され,その跡に桃の木が植えられたので桃山の名がうまれた。桃花見物の名所として知られたが,城跡が明治天皇の伏見桃山陵となり,桃樹もとり払われて御料地とされたため,昔の面影はない。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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