生没 1818.10.1~91.1.22 幕末~明治期の儒学者。熊本藩士の家に生まれる。藩校時習館に学び横井小楠(しょうなん)を知る。京都留守居・高瀬町奉行などを勤め,明治維新後は1871年(明治4)宮内省に出仕。侍講・宮中顧問官・枢密顧問官などとして明治天皇に近侍した。「幼学綱要」の編纂,「教育勅語」起草への参画などを通じて,儒教主義・国教主義の立場を貫いた。死に臨み特旨によって男爵を授けられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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