1棟の家を壁で仕切り,数軒にした長屋。江戸などの近世都市では,通りに面した町屋の裏側に数棟ずつたてられていた,いわゆる裏長屋をいう。1軒の規模は間口9尺(約2.7m),奥行2間(約3.6m),面積3坪(約9.9平方メートル)程度で,間取は土間と畳敷の1部屋のみ。井戸と便所とごみためは共同で使用された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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