宗尊親王(むねたかしんのう)
生没 1242.11.22~74.8.1 鎌倉幕府6代将軍(在職1252.4.1~66.7.4)。父は後嵯峨天皇,母は平棟子(とうし)。中務卿になったため中書王(ちゅうしょおう)ともよばれた。1252年(建長4)鎌倉へ下り,皇族としてはじめて将軍となる。66年(文永3)幕府への謀反の疑いありとして,京都へ追放された。72年出家,法名は行証(ぎょうしょう)。歌人として知られ,家集「瓊玉(けいぎょく)和歌集」「中書王御詠」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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